アイスランド旅行2日目-1(レイキャビク町歩きソロ)
アイスランド旅行2日目-1(レイキャビク町歩き2)
朝、遅めの朝食へ向かう。
昨日の朝食会場では同じツアーの人たちや添乗員さんと会ったので賑やかであった。
しかし今日は誰にも会わない。
オプションツアーの集合時間が過ぎているせいだ。
参加しているツアーのオプションツアーは毎日行われて、今日はゴールデンサークル(間欠泉や滝、自然公園)へ行くツアーが行われているはずだ。
わたしは参加しないので、今日はレイキャビク市内を観光するつもり。
トマトとフルーツをモリモリ食べ、あまり美味しくないコーヒーに牛乳をたっぷり入れて飲む。
これでもかというくらい、のんびりとした朝を過ごした後は海の方へ散歩。
朝の11時。日がやっと昇ったけど小雨が降っている。気温は9度くらい。
この鬱々とした空、わたしは嫌いではない。太陽がサンサンと照っていると眩しくて目はキリキリ痛むし、陽気にステップふみふみ歩くことを強要されている気分になるので返って鬱々としてくる。空が陰気な方が気分は弾む。
まずはオーロラセンターへ。市の中心部からは徒歩15分ほど。
もともと興味はなかったけど、ツアー中にガイドさんや参加者が「オーロラが見えたら奇跡」「オーロラが見たい」とオーロラのありがたみと愛を連呼するので、ついオーロラが好きになってしまい、確実に楽しめるオーロラセンターへ来てしまった。
料金が1,620 ISK(約1600円)と高い割に、展示数がそんなに多くないので観光ブログでは不評の場所。
実際に行った時も、わたし以外に夫婦が1組いただけで、館内はかなり閑散としていた。
展示の内容はオーロラが発生する仕組みや、オーロラにまつわる逸話や昔話、世界各地で見られたオーロラの写真や動画。
寝そべって見られるパノラマ映像コーナーで、かなりの時間を過ごした。
オーロラはただの綺麗なひらひらカーテンというレベルの認識だったけど、太陽から発せられるプラズマ波が地球に届き、地球の磁場(南極と北極)と重なった時に現れる発光現象だと学んだ。
こんなに壮大な自然活動と科学現象だったなんて、ますますオーロラに興味が湧いた。
オーロラの仕組みについては、下記ウェブサイトが詳しい。
閑散としていたせいか、最後のお土産コーナーでは店員さんから無料のコーヒーとバーチャルリアリティメガネを使ったオーロラ体験を丁寧に勧めてもらった。
海付近のエリアは、他にもくじら博物館やサガ博物館などもあったけど、今回は次の目的地、火山ハウスへ。
道端に見えるヴォルケーノハウス。
ここでは、アイスランドで起こって来た歴史的な火山噴火の映画を見ることができる。
マグマがシューっと吹き上がる様子や、ドロドロの真っ赤なマグマがめりめりと地面から流れ出る様子は、ちょっと今のアイスランドからは想像できない。
でもアイスランドは活火山が多いので、いつまた起こってもおかしくない状態なのだそうだ。
後ろの席の家族が、噴火の映像にものすごく興奮して「so! exciting! movie!」と言っていたのが思い出深い。
確かにいい映像であったことは間違いない。
石がいっぱい!これが目当てで来た!へんないし!だいすき!
買えると聞いていたけど、見るだけのようだ。
朝食バイキングでしこたま食べているので、あまりお腹は空かないけど14時ごろ昼食をとることにする。
蓋つきで廻るおすしたち。
カトラリーはお箸一択だったのが意外だった。仕事で会う欧米人がことごとく箸が使えるので驚いたけど、こう言ったスパルタ教育のせいだったのかもしれない。
それは、こういった日本では絶対に見ないようなメニューがあるから。
巻き寿司を天ぷらにしている。すごいアイデアだけど、サクッとした衣と中のもちっとしたご飯のバランスがとても楽しくて、こういうアレンジはなかなか日本ではないから感心する。
巻き寿司の上に、刺身。
きゅうり、と思いきやアボガド。
これは、日本というよりは東南アジア系だと思うけど、雰囲気は出てる。
レイキャビクの町を何日も観光するパターンはあまりないみたいだけど(郊外の自然ツアーへ行く人が多い)、まだまだ行きたい場所はあるのだ。
さあ、夕方からエアウェイブス オフベニューのライブがパラパラと始まる。